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製品開発Product Development

コアテクノロジー

Core Technology

マイクロテクノロジーの無限の可能性を求めて

Infinite Possibilities of Microtechnology

「形の無いものからの創造」
私たちはドクターからのニーズ、一瞬のひらめきに基づいた様々な新技術とコアテクノロジーを融合させ、オリジナリティ溢れる新製品の開発を行っています。
私たちが提供している医療機器には当社独自のコアテクノロジーが様々な形で用いられています。
例えば、インターベンションに欠かすことのできないガイドワイヤーやカテーテルには『表面処理技術』が応用され、
親水性処理や特殊加工技術による優れたトライボロジーによる効果を発揮しています。
また、末梢血管や消化管深部への更なる到達性を追及するため細径化、薄肉化、ミクロな加工等『微細加工技術』も製品の特徴に合わせて応用されています。
さらに、精密な角度や形状が要求されるステント、脳外科治療用のプレートにおいては『3D解析技術』により高い精度での微細加工、成形を可能にしています。

表面処理技術

Surface Treatment Technology

親水性処理を用いた表面の模式図です。水に濡れると瞬時に優れた潤滑性を発揮します。
血液や体液に触れるあらゆるカテーテルやガイドワイヤー等の医療機器にはこのような表面(潤滑性)処理が施されています。
血液中に異物が挿入されると血栓が形成されますが、血漿タンパクの基材表面への吸着を制御することができれば血栓の形成を制御できます。

微細加工技術

Fine-processing Technology

安全性のステントは、血管や消化管が細く狭窄した部分に留置することで管を拡張させその形状を保つことにより、血液や消化液を正常な流れに近づけるようにするために使用されています。
それぞれの用途にあった適切なデザイン、微細な加工が必要です。
右の写真は、Ti-Ni合金の超弾性を利用したステントを、電子顕微鏡によりストラット部分を拡大したものです。
またこれらのステントは、約2mm径のTi-Ni合金パイプを決められたパターンにレーザーで切り出して作製されます。


3D解析技術

3-D Analysis Technology

医療機器には、構成する材料および構造に対して様々な力が加わります。
図は、脳外科治療用のプレートと一緒に使用されるスクリューの有限要素解析(FEA:Finite Element Analysis)による解析結果です。
有限要素解析とは、数値モデリングを用いて、所定の負荷(力や圧力)が適用された構造に対する影響を予測することです。
本手法を用いて、ドライバーでスクリューをねじ込むときのスクリューヘッドに与える影響を観察し、形状を最適化しました。

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